大洗磯前神社に参拝して御朱印を拝受。
大洗磯前神社は医薬・厄除け・開運の神として信仰され、海上の「神磯の鳥居」は絶景スポットとして有名です。
このページでは、御神徳(ご利益)、御朱印帳と御朱印、駐車場の場所と電車とバスのアクセス、参拝所要時間など、参拝して分かったことをまとめています。
御祭神と御神徳
御祭神
- 大己貴命
- 少彦名命
御神徳
- 厄除け
- 病気平癒
- 開運
- 縁結び
大洗磯前神社の読み方
大洗磯前神社の読み方は「おおあらいいそさき神社」です。
「いそまえ」と読みそうになりますが「いそさき」と読みます。
境内の見どころ
細かい彫刻がほどこされた随神門。
随神門の前には、備前焼の狛犬がいました。
岡山周辺の神社では備前焼の狛犬は多く見かけますが、関東の神社では珍しいかも。
随神門の横には、大黒様(大己貴命)と恵比寿様。
撫でると福を頂けるそうで、参拝者が次々と撫でていました。
手水舎。
流行りの花手水にしないのが良いと思います。
軍艦那珂忠魂碑。
昭和19年2月17日に沈没した軍艦那珂(なか)には、艦内神社として大洗磯前神社が祀られていたそうです。
沈没後40年にあたる昭和58年に忠魂碑が建立されました。
拝殿。
拝殿・本殿・随神門の竣工は享保15年(1730年)。
「黄門様」の名前で親しまれる徳川光圀公の命で建てられました。
御本殿の屋根は茅葺です。
参拝したのは12月ですが、翌年の干支「寅」の大絵馬になっていました。
「帰る」「買える」「変える」など、願いを込めて撫でる参拝者も多いようです。
白が青空に映える二ノ鳥居。
かなり大きいです。
二ノ鳥居の下で神社を護る狛犬。
風化が進んだ狛犬で、なぜか石積みされています。
うさぎのモチーフが多い理由
大洗磯前神社では絵馬や彫刻など、うさぎがあちこちで目に入ります。
うさぎモチーフが多いのは、大黒様が白うさぎを助けた伝説「因幡の白兎」によるもの。
上の画像は、随神門のうさぎの彫刻で、一本の大きな木から掘り出されています。
境内社
左から大杉神社・水神社・八幡宮。
左から大神宮・靜神社・水天宮。
駐車場の近くに鎮座する御嶽神社。
御嶽神社の鳥居の前には、小さな大黒様と恵比寿様の像が祀られていました。
二ノ鳥居の横に鎮座する清良神社。
海が目の前にあるのに、真水が湧く不思議な池。
池の中には鯉が泳いでいました。
御朱印の初穂料と受付時間
御朱印は直書きで頂けました。初穂料は500円です。
御朱印の受付時間は、8時から16時30分まで。
御朱印帳の初穂料とデザイン
ブルーの神磯の鳥居をデザインした御朱印帳は小さいサイズで初穂料は1,000円。
私が参拝したときは、お正月限定の金色と赤の朝日が昇るデザインもあり、こちらは1,500円でした。
神磯の鳥居(海の鳥居)
神磯の鳥居は、御祭神が降臨された岩礁に建っています。
神聖な場所なので、岩礁は立入禁止です。
また、岩礁に立ち入って転落する死亡事故も数件発生しているため、くれぐれも立ち入らないで下さいね。
酒列磯前神社に両参り
大洗磯前神社と酒列磯前神社は兄弟神社とされています。
車で15~20分の距離なので、大洗磯前神社に参拝する前に酒列磯前神社に参拝しました。
参拝記は次のページで紹介しています。
周辺の観光スポット
4月下旬ごろ、もしくは10月中旬~下旬ごろに参拝する場合は、国営ひたち海浜公園の散策がおすすめです。
国営ひたち海浜公園では、ブルーのネモフィラで真っ青に染まる丘や、コキアの紅葉で真っ赤に染まる丘の絶景が有名。
お花が好きな方は、国営ひたち海浜公園まで足を伸ばしてはいかがでしょうか。
※ネモフィラが満開になる時期や、コキアの紅葉がピークを迎え真っ赤になる時期は、その年の天候によって2週間前後ずれる場合があります。
駐車場の場所
駐車場の入口は、道路際の大きな二ノ鳥居の左側の坂道です。
坂道を登ると参拝者用の駐車場になっていて、駐車場金は無料でした。
駐車場から境内は平らなので、車椅子でも楽に参拝できます。
大洗磯前神社の詳細
- 読み方:
大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ) - 住所:
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890 - アクセス:
・大洗から徒歩約33分
・大洗駅からバス「海遊号(大洗町) アクアワールド・大洗ルート」に乗車、「大洗磯前神社下」下車、徒歩1分
・水戸駅からバス「アクアワールド大洗経由・那珂湊駅行き」に乗車、「大洗神社前」下車、徒歩1分 - 駐車場:あり
- 御祭神:大己貴命・少彦名命
- 参拝可能時間:
・4月1日~9月30日 5:30~18:00
・10月1日~3月31日 6:00~17:00 - 御朱印:あり
- オリジナル御朱印帳:あり
- 授与所の受付時間:08:30~16:00(御朱印は16:30まで)
- 参拝所要時間:30分~45分(神磯の鳥居に行かない場合は15~20分)
※このページの内容は参拝時のものになります。