岡山県倉敷市に鎮座する阿智神社で、ウサギと藤をデザインした御朱印帳と御朱印を受けました。
阿智神社は倉敷美観地区の鶴形山に鎮座する、創祀1700年を超える古社です。
このページでは、阿智神社の御祭神と御神徳(ご利益)、御朱印帳やお守りなどの授与品と受付時間、境内の見どころ、限定御朱印、阿智の藤、アクセスと駐車場についてまとめています。
御祭神と御神徳(ご利益)
主祭神
- 宗像三女神(多紀理毘売命・多岐都比売命・市寸嶋比売命)
御神徳
- 交通安全
- 海上安全
- 美容健康
- 芸能上達
- 商売繁盛
境内のみどころ
初めて参拝した時は、倉敷から歩いて阿智神社へ行きました。
倉敷駅前から続くアーケードを抜けると、目の前に西参道があります。
阿智神社は鶴形山の山頂に鎮座するので、いくつかの階段を登ります。
西参道の途中には観龍寺があります。
参道の分かれ道には案内があるので、迷わずに進むことができました。
思ったより参道が長かったですが、木々の緑に癒やされながら歩きました。
随神門に続く最後の階段。
階段下の狛犬。
文化14年(1817年)8月生まれ。
随神門。参道側には随神像が祀られています。
拝殿側には木製狛犬が。
網が張ってあり、うまく撮影できないのが残念。
随神門の参道側と拝殿側、それぞれの上部には、御朱印帳の表紙になった「おまもりうさぎ」。
画像を並べて比べると、体型や表情が違うのがよく分かります。
拝殿。9時前に到着したら、参拝者は2~3人だけで心静かに参拝できました。
初めて参拝したときは、結婚式の最中で赤い絨毯が敷かれています。
上の画像を撮影した直後、挙式後の新郎新婦が拝殿から出てきて、ほっこりした気持ちになりました。
境内には白壁の3棟の蔵もあります。
御本殿。
御本殿西側にある「鶴亀の磐座と磐境」。
境内には磐境(いわさか)や磐座(いわくら)があります。
御神木の縁結びの木(もっこく)。
阿智神社の境内では最も長寿の木です。
表参道の階段。
鳥居の前は、倉敷美観地区の中心エリアになります。
境内社
手水舎のそばにある小さな祠は前宮です。
御神域を守護する海宮です。
旧阿知潟神社、御祭神は八意思兼神(やどころおもいいぬのかみ)。
八百万の神々の中で最も思慮深い神様です。
菅原神社と城山稲荷社。
菅原神社の玉乗り狛犬。
台座には天保九年(1838年)と刻まれていますが、狛犬は新しい感じがするので二代目かも?
荒神社。
御祭神は、素戔嗚尊・宇迦之御魂神・高龗神(たかおかみのかみ)・闇龗神(くらおかみのかみ)。
戎大黒火産霊社(えびすだいこくほむすひしゃ)。
御祭神は、大国主命・事代主命・火産霊神。
小さな大黒様や恵比寿様の像が、何体も奉納されていました。
戎社・一言主社。
御祭神は言代主神(事代主神)・一言主命。
この他にも境内社がありました。
美しい花手水
初めて参拝した際には、普通に使えていた手水舎。
新型コロナウイルス流行後には、花があしらわれるようになりました。
上の画像は2021年9月に撮影。
2022年6月は、グラデーションが美しいアジサイの花手水になっていました。
アジサイの咲き始めだったので、青と白の2色だけになっています。
アジサイが本格的に咲きだすと、さまざまな色や形のアジサイになるとか。
花手水は美しいですが、新型コロナウイルスの流行が終息して、手水舎が普通に使えるようになってほしいと思いました。
2023年も紫陽花の花手水を楽しめます。
藤の花のお守りと授与品
阿智神社では、阿知の藤(アケボノフジ)のお守りを頂けます。
藤の花をモチーフにしたレースの花纏守(はなまきまもり)は女性に大人気。
また、パステルカラーが可愛い「みちびきだるまさん」や、レースの安産肌守など、他の神社にはない可愛らしい授与品も揃っています。
私は干支の交通安全御守を頂きました。
絵馬は3種類。
画像は随神門の「おまもりうさぎ」と縁の文字がデザインされています。
御朱印(授与所)の受付時間
午前8:30から午後5:00までとなっています。
時間外は受付していただけないので、時間に余裕をもって参拝してくださいね。
御朱印と限定御朱印の初穂料
阿智神社では、通常御朱印のほかに期間限定の御朱印を頂くことができます。
通常御朱印の初穂料は500円、ホログラム箔押し見開き御朱印の初穂料は1,500円です。
期間限定の御朱印のデザインや授与期間は、公式インスタグラムや公式サイトで情報発信されています。
初めて参拝した時に受けた御朱印。
この時は限定御朱印はありませんでした。
2回目の参拝。
この時も限定御朱印はありませんでした。
3回目と4回目の参拝では、神紋ではなく事業ロゴが押された「事業版」御朱印を拝受。
大好きなブルーのホログラム御朱印も受けました。
キラキラ輝いてすごくキレイです。
なお、ホログラム御朱印の初穂料は修築事業に活用されるとのこと。
ホログラムの色は、初版が無色、2版がブルーと色が変わっています。
新しい色の御朱印と巡り合えたら、また受けたいと思いました。
御朱印帳のデザインと初穂料
2023年にピンク色も仲間入りしました。
おまもりうさぎの背景に藤の花が織り込まれたオリジナル御朱印帳。
御朱印帳のサイズは小さいサイズ(縦約16センチ・横約11センチ)で、初穂料は1,500円でした。
2023年6月の参拝時には、2,000円になっていました。
公共交通機関のアクセス
阿智神社の最寄駅はJR倉敷駅で、歩いて約10分(約700メートル)。
美観地区に続くアーケード(えびす通商店街)を通るのが最短コースです。
駐車場の入口と場所
阿智神社の駐車場は手水舎の横にあります。
駐車場へ続く道路は、幅員が狭いため対向車とすれ違うのが難しいため、運転が苦手な方や大型車は美観地区のコインパーキングを利用することをお勧めします。
また、美観地区の中に入口があるため、観光客が多いときは注意が必要。
駐車場へ続いている道路の入口は、上の画像の「高田屋」の手前です。
阿智神社の社号標が、駐車場入口の目印になります。
阿智神社の詳細
- 住所:
岡山県倉敷市本町12-1 - アクセス:
JR倉敷駅より徒歩約10分 - 駐車場:あり(無料・約15台)
- 御祭神:
・多紀理毘売命
・多岐都比売命
・市寸嶋比売命(宗像三女神)
・応神天皇
・伊邪那岐命
・伊邪那美命ほか - 参拝可能時間:自由
- 御朱印:あり
- オリジナル御朱印帳:あり
- 授与所の受付時間:8時30分~17時
- 参拝所要時間:20分~40分
※このページの内容は参拝時、および投稿時のものになります。授与品や御朱印の初穂料や受付時間が変更されている可能性があるので、参拝の際は公式サイト等でご確認ください。