福島県猪苗代町に鎮座する土津神社に参拝し、御朱印を受けました。
土津と書いて『はにつ』と読む土津神社は、桜や紅葉の名所としても知られる、保科正之公を主祭神とする神社です。
このページでは、御祭神と御神徳(ご利益)、御朱印帳や御朱印の種類・初穂料・受付時間、アクセス、境内の見どころなどをまとめています。
御祭神と御神徳
御祭神
- 主祭神:保科正之公
- 相殿神:会津歴代藩主
- 相殿客神:高良玉垂大明神
御神徳
- 立志出世
- 子育て・健全成長
- 厄除け
- 大義成就
- 武芸上達
- 五穀豊穣
- 産業発展
- 旅行安全・交通安全 など
境内の見どころ
青空に映える白い大鳥居。
ご祭神の保科正之公がとても謙虚で控えめな方であったことから、鳥居の色は「白」を採用しているそうです。
猪苗代湖周辺は気温が低く、周辺エリアでは散っていた桜が満開でした。
手水舎。参拝時は花手水になっていました。
4色の菊があしらわれた花手水。
手水舎で口と手を清め進むと、階段の先に拝殿が見えます。
拝殿。
賽銭箱の横には、おみくじと御朱印の案内が掲示されています。
拝殿には大きな招き猫が2匹。
拝殿の中には、奉納された張り子の猫などが並んでいます。
横から見た権現造の御本殿。
高さ7.6メートルの土津霊神碑。
日本一の大きさと言われる石碑です。
亀石と呼ばれている石碑の台座。
昔は猪苗代湖に向いていましたが、夜になると水を求めて猪苗代湖に向かって歩き出したため、反対向きにしたという伝説があるとか。
境内には末社が7社祀られていました。
- 磐彦霊社(いわひこ霊社):正之公の嫡男・正頼
- 信彦霊社(のぶひこ霊社):大老・田中三郎兵衛正玄
- 久彦霊社(ひさひこ霊社):家老・井深茂右衛門重光
- 幸彦霊社(ゆきひこ霊社):家老・簗瀬三左衛門正真
- 石彦霊社(いわひこ霊社):正之公の七男・正純
- 忠彦霊社(まめひこ霊社):家老・友松勘十郎氏興
- 進功霊社(ことゆき霊社):土津神社初代神官・服部安休
奥の院の参拝
保科正之公の墓所が奥の院になっています。
参拝しようと思ったところ、『クマに注意!!』の文字が目に入りました。
怖くなってしまい参拝を控えましたが、奥の院には駐車場があり車で行くことができることが後から調べて分かりました。
御本殿から奥の院までの行き方は、参道を歩いて約8~10分(約400m)、車だと約3分(約1.1km)です。
御朱印帳のデザインと初穂料
土津神社のオリジナル御朱印帳は、濃いブルーに白い鳥居と天の川がデザインされています。
とても素敵で頂きたいと思ったのですが、使い切れない御朱印帳が複数あるため、頂くのをやめました。
御朱印帳の初穂料は2,800円です。
御朱印の初穂料と受付時間
御朱印の受付時間は9時から16時まで。
土津神社は数種類の御朱印があり悩んだ結果、揮毫して頂ける通常御朱印を受けました。
通常御朱印の初穂料は500円です。
こちらは春土用期間限定の見開き御朱印。
御朱印を待っている間、限定御朱印も頂きたくなり、こちらも頂きました。
見開き御朱印の初穂料は1,000円です。
その他、奥の院、境内社、月替り、季節限定など、さまざまな御朱印を頂くことができます。
御朱印の種類はホトカミの公式ページに掲載されています。
バスと電車のアクセス
土津神社の最寄り駅は猪苗代駅で、タクシーで約10分です。
駅から神社まで約3キロの距離があり、神社の手前は坂になっているため、タクシーの利用をお勧めします。
駐車場の場所
土津神社の専用駐車場はありませんが、境内の南にある「猪苗代町営無料駐車場」を利用することができます。
駐車場から大鳥居まで約50メートルで、駐車場にはトイレもありました。
土津神社の詳細
- 住所:福島県耶麻郡猪苗代町字見祢山3
- アクセス:
・猪苗代駅からタクシーで約10分
・猪苗代駅から徒歩約40分(約3km) - 駐車場:あり
- 参拝可能時間:自由
- 参拝所要時間:20~30分
- 授与所の受付時間:9時~16時
- オリジナル御朱印帳:あり
- 御朱印:あり
※このページの内容は参拝時、および投稿時のものになります。