
群馬県富岡市に鎮座する一之宮貫前神社に参拝し、御朱印を受けました。
上野国一之宮である一之宮貫前神社は、1400年以上の歴史を持つお社です。
このページでは、御祭神と御神徳(ご利益)、御朱印帳と御朱印の受付時間と初穂料、電車とバスのアクセス、駐車場の場所などを紹介します。
御祭神と御神徳(ご利益)
御祭神
- 経津主神
- 姫大神
御神徳
- 武芸上達
- スポーツ上達
- 開運招福
- 諸災厄除け
- 地震除け
- 延命長寿
- 交通安全 など
境内の見どころ
急な階段の参道の横には急坂の車道があり、車で登ることができます。
急な階段を登りきった場所にある大鳥居。
大鳥居をくぐると、目に入る総門。
1400年の歴史を持つお社なので、どんな狛犬がいるか期待しながら探します。
総門脇の狛犬を発見。
小顔で太い脚、垂れた長めの耳が可愛らしい。
他ではあまり見たことがない風貌です。
後ろ姿。
細やかな彫りはなく古そうな感じ。
後ろ側にまわって奉納された年を見ると、意外にも新しく昭和2年7月生まれでした。
一之宮貫前神社は『日本三大下り宮』の一つ。
参道の階段を登り総門をくぐると、本殿に向かって階段を降りる珍しいお宮。
小山のふもとから参道を登り、小山の山頂に総門があり、御本殿が小山を下った場所に鎮座するイメージです。
階段の途中に鎮座する月読神社。
月読神社の社殿は、寛永12年まで本社の拝殿として使われていた建物だそうです。
下り階段から見下ろす楼門。
朱塗りが美しい手水舎と楼門。
楼門の前は絶好の撮影スポットのようで、初宮参りのご家族が記念撮影をしていました。
楼門前の『無事かえる』の御守り。
役目を終えたカエル達が並んでいます。
本殿・拝殿・楼門は、国の重要文化財に指定されています。
現在の楼門・拝殿・本殿は、第3代将軍 徳川家光が再建したもの。
本殿の屋根。
平成21年~25年に『平成の大修復』事業が行われ、本殿と拝殿は美しい姿を取り戻しました。
総門から横に進んだ場所(仮殿敷地)に祀られた22末社。
向かって左から、竈門神社・菅原神社・沓脱神社・速玉神社・粟島神社・春日神社・奇八玉神社・諏訪神社・八幡宮・事解男神社・咲前神社・浅間神社・高龗神社・少彦名神社・長田神社・伊射奈岐神社・八坂神社・白山比咩神社・熊野神社・水分神社・熱田神社・和神社。
3つ並ぶお社は、左から日枝神社・内宮・外宮。
日枝神社の社殿は、寛永12年以前の本殿と伝わっています。
日枝神社、22末社前の西門とスダジイ(右の大きな木)。
樹齢約1,000年と推定される、富岡市の天然記念物です。
電車とバスのアクセス
一之宮貫前神社の最寄駅は上信電鉄の上州一ノ宮駅。
上州一ノ宮駅から徒歩約12分(約750メートル)です。
駐車場の場所
駐車場として案内されていませんが、車を駐められる場所が数か所あります。
一番お勧めの駐車スペースは、上の画像の総門の左右。
参道の長い階段を上らず、総門から階段を降りるだけで参拝できます。
大鳥居の下(階段下のスペース)も駐車場として利用可能。
大鳥居の下に車を駐めてしまうと、階段を上がって更に階段を下ることになり、あまりお勧めできません。
また、初詣などで駐車することができない時は、少し離れた場所に駐車場があります。
御朱印帳と御朱印の初穂料
一之宮貫前神社のオリジナル御朱印帳は小さいサイズで初穂料は1,500円。
未記帳の状態で御朱印帳のみを頂くことはできません。
御朱印の初穂料は500円です。
コロナ禍で書き置き御朱印も多い中、持参した御朱印帳に直書きして頂けました。
授与所の受付時間
授与所の受付時間は、9時から17時まで。
ご祈祷の受付時間は8時30分から15時までとなっています。
一之宮貫前神社の詳細
- 住所:群馬県富岡市一ノ宮1535
- アクセス:上州一ノ宮駅から徒歩約12分
- 駐車場:あり
- 参拝可能時間:自由
- 参拝所要時間:25~45分
- 授与所の受付時間:9時~17時
- ご祈祷の受付時間:8時30分~15時
- オリジナル御朱印帳:あり
- 御朱印:あり
※このページの内容は参拝時のものになります。