東京都日本橋人形町のパワースポット小網神社(こあみじんじゃ)に参拝して御朱印を拝受しました。
小網神社は財運向上や強運厄除のご利益を頂けるパワースポットとして有名な、全国から参拝する者が絶えない小さな神社です。
このページでは、御祭神と御神徳(ご利益)、御朱印帳とオリジナル御朱印帳の初穂料と受付時間、人形町からのアクセスを中心に紹介します。
御祭神と御神徳(ご利益)
御祭神
- 倉稲魂神(うがたのみたまのかみ)
- 市杵島比賣神(いちきしまひめのかみ)
- 福禄寿(ふくろくじゅ)
ご神徳(ご利益)
- 強運厄除
- 財運向上
- 健康長寿
小網神社は強運厄除けの神様として知られ、第2次世界大戦中には、戦地に赴くこととなった氏子の兵士が「出征奉告祭」に参列し、御守を受けたところ全員が生還しました。
また、東京大空襲で周辺地域がが火の海となった際にも、小網神社の社殿は奇跡的に戦災を免れていることからも、強運厄除けのご利益があることがうかがえます
東京銭洗い弁天とも呼ばれている小網神社
「東京の銭洗弁天」と呼ばれる小網神社の境内には、弁天様が祀られていて、小銭を洗って清めることができます。
画像では分かりにくいですが、弁天様の足元にはゼニガメがいて、お清めの水が溜まっています。
お金の清め方
お金を清める時は感謝の気持ちをこめて、右側の賽銭箱にお賽銭を入れましょう。
お賽銭は神さまの依代(よりしろ)になる、神さまと通じるアイテムです。
感謝のお賽銭を入れずにお金を清めて種銭にしても、ご利益は期待できないかもしれません。
お賽銭を入れて参拝をしたら、手持ちの硬貨や紙幣をザルに入れて水に浸して清めます。
清めた硬貨は「種銭(たねせん)」になるので、使わないようにしましょう。
種銭が新たなお金を呼びこんで、財財運向上のご利益があるといわれています。
また、清めた種銭はできるだけきれいな状態のお財布に入れることも大切。
傷があったり汚れた財布は、お金を粗末に扱うことと同じとされています。
種銭を入れておく財布にも、できるだけ気をつかってくださいね。
起業家や証券マンから篤く信仰される
小網神社は兜町の守り神ともいわれ、多くの証券マンや経営者も訪れるパワースポットです。
小網神社に参拝して、そこから成功を収めたという方も多いようなので、起業をしたい方は参拝してはいかがでしょうか。
境内の見どころ
社殿・神楽殿は関東大震災後の昭和4年に竣工し、中央区有形文化財に指定されています。
総欅造りの社殿には重厚な彫刻が施され、中でも向拝の昇り龍・降り龍は強運厄除の御利益のシンボルとして崇められています。
こちらは、向拝の昇り龍。
参拝する際には、昇り龍と降り龍を探して下さいね。
とても狭い境内ですが、龍神が並んだ手水舎も設置されていて、気持ちよくお参りすることができます。
参拝可能時間
参拝可能な時間は、24時間いつでも参拝することができます。
しかし、24時間参拝できるとはいえ、日が落ちた後から日が昇るまでの間は神社には良くないものが集まると言われる方も多いのも事実。
できれば太陽が出ている明るい時間帯に参拝したほうが良さそうです。
また、御朱印や御守を授けていただきたい場合は、社務所が開いている時間帯にお参りするようにしましょう。
御朱印の受付時間と初穂料
御朱印の受付時間は以前は9時から18時でしたが、令和2年7月より10時から17時に短縮されています。
新型コロナウイルスの感染状況により変更される可能性があるので、参拝前に公式サイトなどで事前に確認することをオススメします。
小網神社で頂ける通常御朱印は3種類で、初穂料は1体につき500円。
御朱印帳に直書きして頂きました。
現在は新型コロナウイルス感染対策と混雑緩和のため、書き置きの御朱印のみで、御朱印帳への浄書は中止しています。
また、令和2年10月の弁財天大祭、11月のどぶろく祭、および令和3年の初詣の特別御朱印の授与は中止が決定されています。
御朱印帳の種類と初穂料
小網神社のオリジナル御朱印帳は、全部で3種類のデザインから選べます。
龍神の御朱印帳と木菟(みみずく)の御朱印帳は、おそろいの御朱印帳袋とセットで頂くこともできます。
見にくいですが上の画像の左上2種類は、社殿をデザインした御朱印帳。
カラーは紺と臙脂(えんじ)の2種類で、小さなサイズ(縦約16センチ・横約11センチ)。
御朱印帳の初穂料は1,500円です。
こちらは龍神の御朱印帳。
カラーは青・赤・黄・黒で、小さなサイズ(縦約16センチ・横約11センチ)。
御朱印帳の初穂料は2,000円です。
大きなサイズ(縦約18センチ・横約12センチ)の御朱印帳は、みみずくと白龍の2種類。
みみずくと白龍の御朱印帳の初穂料は2,500円です。
御朱印帳袋の初穂料は、どのデザインでも3,000円になります。
人形町からのアクセスと地図
小網神社は敷地が狭く、ビルに挟まれた敷地にお社が建っています。
人形町駅からは徒歩約5~6分ですが、少し奥まったところにあるので、案内看板を目印に歩いて下さいね。
地下鉄人形町駅A2出口から地上に出ると「甘酒横丁」の交差点に出ます。
甘酒横丁を背にしてまっすぐ進みましょう。
ランチでは行列ができる「玉ひで」が右手に見えてきて、そのまま進むと右手に魚久本店があります。
そのまま進むと次の十字路に「→小網神社」と書かれた白い看板が。
白い看板の角を右に曲がり、最初のT字路を左に曲がれば神社に到着です。
地下鉄の出口を出て信号を渡り、神社とは反対方向に進むと人気スポットの「甘酒横丁」が。
1匹ごとに焼かれる、たい焼きの「柳屋」は、行列ができる人気グルメです。
その他にも、見ているだけで楽しいお店や、美味しいレストランもあるので、参拝の帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
小網神社の詳細
- 住所:東京都中央区日本橋小網町16-23
- 最寄り駅:人形町駅・茅場町駅・水天宮駅から徒歩5~15分
- 駐車場:なし
- 授与所の受付時間:10:00~17:00
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、令和2年7月1日より授与所の開設時間が変更されています。 - ご祈祷:1件につき初穂料5,000円より
- 参拝所要時間:10分
※このページの内容は参拝時、および執筆時のものです。現在は初穂料や授与所の受付時間が変更になっている可能性があります。