レンタカーで和歌山・奈良の神社を巡る3泊4日の神社旅をしました。
電車と路線バスで行くのは難しい、玉置神社・丹生川上神社三社・熊野三山をメインに巡拝し、御朱印帳や御朱印を拝受。
このページでは、神社を巡ったルートや走行距離、宿泊したホテルとタイムスケジュール(後半)を紹介します。
前半のルートは前のページを、下のリンクからご覧ください。
>>熊野三山と玉置神社、丹生川上神社3社巡りのルート(1)所要時間や御朱印などの情報まとめ
4月6日のルート
(走行距離:約258km)
- 09:00~10:00
川湯温泉から玉置神社へ
(走行距離:約30.7キロ) - 10:00~11:00
:玉置神社 - 11:00~14:05
玉置神社から丹生川上神社 上社へ
道中の小さなお店柿の葉寿司を購入してお昼ごはん
(走行距離:約119.5キロ) - 14:05~14:25
丹生川上神社 上社 - 14:25~14:55
丹生川上神社 上社から丹生川上神社 中社へ
(走行距離:約20.9キロ) - 14:55~15:20
丹生川上神社 中社 - 15:20~16:20
丹生川上神社 中社から丹生川上神社 下社へ
(走行距離:約41.9キロ) - 16:20~16:35
丹生川上神社 下社 - 16:35~17:40
丹生川上神社 下社から宇陀市へ
(走行距離:約44.5キロ) - 17:40~
たまご肌美人の湯 美榛苑に宿泊
以前バスツアーで参拝したときは時間に追われ、自分のペースで参拝できないことが心残りだった玉置神社。
ゆっくりと参拝したい玉置神社と、バスツアーでは立ち寄らない神倉神社に参拝したいという思いから、レンタカーで巡拝することを決めました。
この日の玉置神社から丹生川上神社3社を巡るルートは、ひたすら山道を走る大変な道のり。
標高1076mの玉置山頂近くに鎮座する玉置神社へのルートは、急勾配な上にすれ違うのが難しい細い道もが多いため、山道に不慣れな人はバスツアーを利用するのがお勧めの神社です。
今日のルートは、コンビニもレストランもガソリンスタンドも殆どない山道を延々と走るため、バイキングの朝食をしっかり食べてから出発しました。
玉置神社
朝の天気予報は晴れだったのに、玉置神社に近づくに連れて曇天になり、玉置山の山道を走る頃には霧が出てきました。
霧の玉置神社は神秘的で心惹かれるものがありますが、霧の山道を運転するのはかなり怖いです。
対向車に自分の存在を知らせるためヘッドライトを点けて、先が見えない急カーブの山道を慎重に走り、約1時間走ってようやく駐車場に到着。
私が着いた時、駐車場には乗用車が2台停っているだけで、境内では他の参拝者と一度すれ違っただけで、ほぼ独占状態。
本殿よりも山頂近くに鎮座する玉石神社にも、人とすれ違うことなく、ゆっくりと静かに参拝することができました。
玉置神社の次に参拝するのは丹生川上神社上社。
丹生川上神社上社に行くには、どのルートも山道を約3時間走ります。
カーナビが古いせいなのか、通行止めの道を指示されたり、普通車1台通るのがやっとの細くて長くて天井にライトが全くない暗いトンネルを走ったり、バスツアーでは絶対に通らない細い道が多くて、さすがに心細くなりました。
山の中の小さな集落の売店で柿の葉寿司を買ってお昼ごはんを食べながら10分ほど休憩。
丹生川上神社 上社
玉置神社を出発してから3時間超で、どうにか丹生川上神社上社にたどり着きました。
丹生川上神社上社は境内に2人の参拝者がいるだけで、落ち着いて参拝。
丹生川上神社 中社
次は丹生川上神社上社から中社へ。
玉置神社周辺の険しい山道に比べると、緩やかな山道を通るルートで楽に運転できます。
丹生川上神社中社では龍神の御朱印帳に一目惚れ。
使い切れない御朱印帳が何冊もあるのに、衝動的に頂いてしまいました。
丹生川上神社 下社
次は丹生川上神社下社に参拝。中社から下社へは約1時間で到着。
以前、下社に参拝したときは修復工事中で拝殿が覆われていましたが、修復工事が終わり拝殿全体を見ることができました。
この後、天河大弁財天社か吉野神宮に参拝しようと思いましたが、丹生川上神社下社を出たのは16時35分。
もう1社参拝するには時間が遅すぎるので、宇陀市の源泉かけ流しの宿「たまご肌美人の湯 美榛苑(みはるえん)」へ向かいました。
4月7日のルート
(走行距離:約172km)
- 09:40~10:00
美榛苑から八咫烏神社へ
(走行距離:約5.6キロ) - 10:00~10:15
八咫烏神社 - 10:15~10:55
八咫烏神社から室生龍穴神社へ
(走行距離:約17.5キロ) - 10:55~11:10
室生龍穴神社 - 11:10~11:20
室生龍穴神社から室生龍穴へ
(走行距離:約1.7キロ) - 11:20~11:35
室生龍穴 - 11:35~12:40
室生龍穴から吉野神宮へ
(走行距離:約38.9キロ) - 12:40~13:00
吉野神宮 - 13:00~15:45
吉野神宮から京都へ
途中のパーキングエリアでお昼ごはん
(走行距離:約107.8キロ)
昨日、長時間の山道運転の疲れが出てたのか、予定より1時間も寝坊。
朝食バイキングでしっかりと食べて、予定より1時間遅れで出発です。
八咫烏神社
まずは、宿から近い八咫烏神社に参拝。
社務所は無人でしたが、書き置きの御朱印が拝殿に用意されていたので頂きました。
室生龍穴神社
40分ほど車を走らせて、室生龍穴神社へ。
室生龍穴神社には誰もいないタイミングに到着して、15分くらい境内を独り占めできました。
鳥のさえずりを聞きながら、ゆっくりと境内の雰囲気を堪能。
自分と向き合う時間を過ごすことができました。
室生龍穴
室生龍穴神社の次は吉祥龍穴へ。
吉祥龍穴は神社から約900メートル先を左に曲がり、山道を数百メートル登った場所です。
龍穴の入り口近くに車を停めて急な階段を下って行くと、滝と龍穴が見えてきました。
本当に龍神が棲んでいそうな空気が漂う聖域で、滝と川の流れる音を聞きながら休憩。
未舗装の山道で落石も怖かったですが、龍穴まで来ることができて良かったと思いました。
和歌山・奈良の神社巡拝も今日が最終日。
最終日の予定は何も決めていなかったので、とある宮司さんから聞いた吉野神宮が頭に浮かび、吉野神宮へ参拝することにしました。
吉野神宮
吉野千本桜が見頃だったので見に行きたかったですが、駐車場は満車だし時間もあまりなかった為、桜を見るのは諦めることに。
吉野神宮では、おみくじと御朱印を頂こうと思っていたのに、すごく可愛いウサギの御朱印帳が目に入り、また衝動的に頂いてしまいました。
この後、談山神社にも行けるかな?と思ったけれど、京都駅から地元方面へ帰る高速バスの発車時刻を考えると時間の余裕がありません。
3泊4日の和歌山・奈良の神社巡りはこれで終わり。
もっと巡りたかったなと後ろ髪を引かれながら、京都へ向けて車を走らせました。
コロナが落ち着いて、好きな時に日本中を巡れる日が早く来ますように。