はじめ狛犬の可愛らしさや愛嬌たっぷりの表情にハマる人が続出中。
当サイトの管理人も、栃木県の間々田八幡宮や長崎県の諏訪神社で、はじめ狛犬に出会ってから夢中になってしまいました。
このページでは、狛犬ファンの間では最も有名かもしれない『日本一脚の細い狛犬』など、はじめ狛犬の画像を中心に紹介します。
現在は数が少ないですが、新たにはじめちゃんに出会ったら追加していきます。
阿久津田村神社(福島県郡山市)
はじめ狛犬としてはかなり大きなサイズ。
正面からお顔を拝すると、笑っているオオサンショウウオのようにも見えました。
おそらく、こちらが阿形。
多分、こちらが吽形。
建立年や石工など不明ですが、江戸期の狛犬だと思います。
木戸八幡神社(楢葉町)
安永3年(1774年)生まれの狛犬さん。
こちらは吽形。
こちらは阿形。口を開いて笑っているように見えます。
阿形を横から撮影。
むっちりした体つきが可愛い。
吽形もムッチムチの体つきです。
どちらも飼い犬が笑っているようで、見ているだけで癒やされる狛犬でした。
四十八社山神社(富岡町)
台座には「安産守護」の文字が刻まれています。奉納された年は不明。
口はあまり開いていませんが、おそらく阿形です。
阿形を横から撮影。
風化の進み具合や彫りの浅さから、かなり古そうな感じです。
変わり種の吽形。
こちらも台座に「安産守護」の文字が刻まれています。
彫りがしっかり残っていて石も新しそう。
何らかの理由が吽形が壊れてしまい、後から作られたものだと思います。
はじめ狛犬ではありませんが、アニメチックなフォルムとユーモラスな表情に目が釘付けになりました。
沼之内弁財天(いわき市)
安永2年(1773年)生まれの狛犬さん。こちらは阿形。
こちらは吽形。
震災で被害を受けたようですが、今も現役で頑張っています。
前脚はなくなってしまいましたが、お顔の損傷はあまりなかったようです。
後ろ姿。
細かい彫りがしっかり残っていて、安永2年生まれなのわりには状態はかなり良いと思います。
豊間諏訪神社(いわき市)
昭和22年(1947年)生まれなので、はじめ狛犬ではありませんが、どこかで見たような?
そう、上で紹介している沼之内弁財天の狛犬によく似ています。
阿形。しっかり口を開けています。
吽形。宇宙人みたいな顔つきです。
江戸時代に奉納された沼之内弁財天の狛犬を真似して作られた気がしたので、紹介させていただきました。
松山稲荷神社(福島県白河市)
1862年(文久2年)7月生まれ。
石工は須賀川町の嘉兵衛さんのようです。
おそらく明治生まれの狛狐さん。小さめのサイズです。
一番小さな狛犬さん。
松山稲荷神社の狛狐は日本一笑顔がカワイイと人気になりました。
春日神社(福島県白河市)
狛犬好きには有名なはじめちゃん。
阿形は口が欠損しています。
吽形は前脚が欠損しています。
修理してもらえるといいな。
下の歯や目の彫りはしっかり残っています。
「あぁあ゛ーーーーー!」と叫んでいるのが聞こえてきそうですね。
吽形ちゃんは鼻の穴が大きく広がり、狛犬ではない別の何かに見えます。
豚やイノシシを合体させて宇宙人を混ぜたような顔つきです。
近くには「日本一足の細い狛犬」として有名な狛犬がいる熊野神社があります。
熊野神社(福島県白河市)
アニメの世界から飛び出してきたような、ユーモラスな狛犬。
安永4年(1775年)生まれ、石工は不明。
「日本一足の細い狛犬」として有名な「はじめ狛犬」です。
狛犬というよりウナギのようなものに脚を生やしたようにも見えるかも。
阿形は大きな口を開けて威嚇しているようです。
吽形。まずいものを食べて顔をしかめているような表情。
現在もしっかり神様をお護りしています。