天城神社の狛犬

天城神社に参拝して、不思議な狛犬に会ってきました。

このページでは、電車とバスのアクセス、駐車場、狛犬の特徴、御朱印が頂けるか、天城神社とそっくりな横瀬八幡神社の狛犬についてまとめています。

御祭神と御神徳

天城神社の創建と祭神は不明です。

狛犬が奉納されたのが明和2年(1765年)であることから、250年以上の歴史があることは確かなようです。

境内の見どころ

天城神社

参道入口の看板。

井上靖『しろばんば』より

さき子と中川基は荒れた本殿の回廊に並んで腰かけ、足をぶらぶらさせながら話していた。
洪作とみつは木にたかっている蝉を探しては、それに石をぶつけていた。(以下略)

看板には、井上靖氏の小説『しろばんば』に描写された、天城神社の一節が書いてありました。

天城神社

鳥居。扁額の文字は「天城神社」。

天城神社

鳥居をくぐると、右手に忠霊碑が建っています。

天城神社

鳥居の下から境内を撮影。

雑草はほとんど生えていない状態で、境内は美しく保たれています。

天城神社

無人の神社ですが手水舎もあり、蛇口をひねってみると水がでました。

御朱印の種類と頂ける場所

天城神社の御朱印は頂くことはできないようです。

ウェブを色々と探してみましたが、天城神社の御朱印は見当たらず。

境内に社務所というか集会所のような建物はあるけれど、無人で普段は使われていない様子。

例祭や初詣の時期に参拝すれば、御朱印の有無を聞くことができるかもしれません。

全国的にも有名な狛犬

天城神社

天城神社の狛犬は独特な風貌で有名になり、全国から参拝者が訪れます。

阿吽の狛犬は向き合っていることが多いですが、天城神社の狛犬はどちらもに左向き。

なぜか、共に天城山の方向を向いています。

天城神社

建立は明和2年(1765年)5月。

250年以上もの間、健気に神様をお護りしています。

天城神社

横瀬八幡神社の狛犬とよく似ていることから、兄弟狛犬とも言われることもあるとか。

横瀬八幡神社の狛犬が奉納されたのは宝暦13年(1763年)11月。

天城神社の方が約2年半ほど後に奉納されたことになります。

天城神社

横から撮影。

頭でっかちで、ずんぐりむっくりな体型が可愛らしい。

天城神社

こちらは後ろから撮影。

ずっと気になっていた狛犬に会えて、大満足の参拝になりました。

電車とバスのアクセス

天城神社のアクセスは、伊豆箱根鉄道の修善寺駅から路線バスを利用します。

JR三島駅から伊豆箱根鉄道に乗り換えて、修善寺駅へ。

修善寺駅から「湯ケ島行」バスに乗車して「湯ヶ島」バス停下車、徒歩約7分。

もしくは「持越温泉行」もしくは「特別養護老人ホーム天城の杜行」バスに乗車して「湯ヶ島温泉口」バス停下車、徒歩約4分です。

駐車場の場所

参道入口の横に駐車場がありますが、こちらは弘道寺の駐車場になります。

天城神社の駐車場はないため、徒歩6~7分の場所にある天城会館の無料駐車場を利用しましょう。

天城会館はトイレや自販機もあるので、休憩するのにも便利です。

天城神社の詳細

  • 読み方:
    天城神社(あまぎじんじゃ)
  • 住所:
    静岡県伊豆市湯ケ島305
  • アクセス:
    ・伊豆箱根鉄道「修善寺駅」から「湯ケ島行」バスに乗車、「湯ヶ島」バス停下車、徒歩約7分
    ・伊豆箱根鉄道「修善寺駅」から「持越温泉行」もしくは「特別養護老人ホーム天城の杜行」バスに乗車、「湯ヶ島温泉口」バス停下車、徒歩約4分
  • 駐車場:あり(天城会館の無料駐車場を利用)
  • 御祭神:不明
  • 参拝可能時間:自由
  • 御朱印:なし
  • オリジナル御朱印帳:なし
  • 授与所の受付時間:社務所らしき建物は無人

※このページの内容は参拝時の情報になります。

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