鳥取県鳥取市の宇倍神社に参拝し、御朱印帳と御朱印を拝受しました。
宇倍神社は因幡国一の宮で、お金と縁が深い神社として有名です。
このページでは、宇倍神社の御祭神と御神徳(ご利益)、境内の見どころ、御朱印帳と御朱印、鳥取駅から路線バスでのアクセスを紹介します。
御祭神と御神徳
- 御祭神:武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)
- 御神徳:子育て・長寿・金運など
お金と縁が深い宇倍神社
現在の社殿が完成した明治31年の翌年、全国の神社では初めて御祭神の武内宿禰命と社殿が五円紙幣の絵柄に選ばれました。
さらに、その後も大正・昭和と数回にわたり紙幣の絵柄に選ばれています。
お金に縁があることから、商売繁盛・金運上昇の神様として全国からの参拝者が絶えません。
境内の見どころ
社号標と一の鳥居。
社号標には「国幣中社」の文字。
二の鳥居と木々の緑に包まれた参道。
参道の木には白鷺が巣を作り、ヒナが大きな声で鳴いていました。
参道の階段を登りきった場所に「輝」の文字。
「輝」は2020年の文字で、毎年文字が変わるようです。
手水舎。
新型コロナ対策のため、龍神の口から流れ落ちた水を直接手に受けるようになっていました。
手水舎の水は「七宝水(しっぽうすい)」と呼ばれ、平安時代には百人一首にも詠まれた名水です。
病を除く、延命長寿、美人になれるなど7つの効き目があると伝わります。
手水舎の近くの苔むした岩。
この時は、あいにくの雨天でしたが、苔や緑がさらに美しく見えました。
本殿の後ろの亀金岡(かめがねのおか)にある双履石(そうりせき)。
亀金岡は御祭神の終焉の地であり、宇倍神社の原点ともいえる石です。
双履石から見た本殿と拝殿。
三間社流造の本殿。
派手な装飾はありませんが、とても美しいと思います。
拝殿には、金田誠宮司の書が。
拝殿横の金色の像は「飛翔の鳥」。
拝殿横の「福徳亀」。
撫でると願いが叶うとか。
授与所の横にある池。
大きな鯉が泳いでいます。
絵馬は、御祭神と麒麟獅子のデザインです。
御朱印帳のデザインと初穂料
御朱印帳は、県の無形民俗文化財に指定されている「麒麟獅子」のデザイン。
黒地に赤・金色・白でデザインした麒麟獅子がカッコいいです。
御朱印帳の大きさは小さいサイズ(横約11センチ・縦約16センチ)、初穂料は御朱印込みで2,000円でした。
こちらが、御朱印帳にデザインされた麒麟獅子。
画像では分かりにくいですが、金色の糸も使用された麒麟獅子は細部まで表現されています。
御朱印の初穂料と受付時間
御朱印の初穂料は300円。
受付時間は9時~17時です。
宇倍神社の詳細
- 住所:鳥取県鳥取市国府町宮下字一宮651
- アクセス:鳥取駅からバス「宮ノ下」下車、徒歩約2分
- 駐車場:あり
- 参拝可能時間:自由
- 参拝所要時間:15~20分
- オリジナル御朱印帳:あり
- 御朱印:あり
- 授与所の受付時間:9時~17時(ご祈祷は16時まで)
※このページの内容は参拝時のものになります。