鳥取県米子市の大神山神社 本社に参拝して、オリジナル御朱印帳と御朱印を拝受しました。
このページでは、大神山神社 本社の御祭神と御神徳(ご利益)、御朱印帳と御朱印、駐車場、米子駅からバスで参拝する際の注意点などを紹介します。
なお、大神山神社奥宮に参拝した感想、アクセスや御朱印などの情報は前のページをご覧ください。
御祭神と御神徳(ご利益)
- 御祭神:大穴牟遅神(おおなむぢのかみ)
- 御神徳:産業発展・五穀豊穣・牛馬畜産・医薬療法・邪気退散など
境内の見どころ
一の鳥居横の石積大灯籠。
大神山神社 本社は大山の中腹に鎮座し、積雪の多い冬は参拝が困難になります。
そこで、江戸時代に奥宮を「夏宮」として、冬でも参拝できるよう標高の低い現在の伯耆町丸山地内に「冬宮」を建立。
その後、現在の地に移転をしました。
明治時代の神仏分離令により大山寺と分離された際に、現在の地を本社に決めました。
一ノ鳥居。
本社は住宅街の中にありますが、境内は木々の緑で溢れています。
左側の狛犬は倒れていますが、台座の上に倒れたまま神社を護っていました。
こちらの狛犬は建っていますが、風化により凹凸が少ないお姿に。
刻印は読み取れず、何年生まれかは分かりませんでした。
一ノ鳥居をくぐり参道を進みます。
参道の左側には池があり、鯉のエサも売っていました。
大きめの手水舎。
随神門と狛犬。
随神門の狛犬も風化が進んでいます。
刻印を見ると、享和元年(1801年)生まれのようです。
一ノ鳥居の狛犬よりは新しいようですが、風化が進んで全体的に丸っぽいお姿に。
随神門の中には、随神像と共に白い狛犬が祀られていました。
とても古い狛犬らしく、出雲系の「はじめ狛犬」さんかも?
拝殿と狛犬。
拝殿の扁額。
十五代将軍徳川慶喜公の兄であり、最後の鳥取藩主である池田慶徳公の書といわれています。
拝殿前の狛犬。
2003年生まれの狛犬です。
大社造の本殿。
末社の朝宮神社。
奥宮の末社 下山神社の遥拝所。
奥宮のように狛狐が護っています。
目立たない場所に祀られていた龍神社。
バスのアクセスと注意点
大神山神社本社の最寄りバス停は「尾高」になり、奥宮と同じ路線になります。
奥宮に参拝する前か後に本社に参拝して、バスに乗れれば移動がスムーズですが、バスは1日に5~6便のみの運行です。
つまり、米子駅から「大山寺」行きバスに乗り、奥宮に参拝する前後に「尾高」バス停で降りて、再びバスに乗るには2~3時間待たなければなりません。
また、7時台と18時台のバスは授与所が閉まっている時間になるため、路線バスで参拝する際は、本社と奥宮を別々に参拝するほうが待ち時間が少なくなります。
尾高バス停の時刻表(2021年8月現在)
- 大山寺方面行き
7:44 9:54 14:24 17:17 18:37 - 米子駅行き
7:38 9:08 11:13 15:48(本宮止まり) 16:10 18:38
路線バスで大神山神社の奥宮と本社に参拝したルートは、下のリンクからご覧いただけます。
参拝者用駐車場
大神山神社本社の駐車場は、一の鳥居の左側にあり無料で利用できます。
広めの駐車場なので、正月や大祭などの祭礼時以外は満車になることはなさそうです。
オリジナル御朱印帳のサイズと初穂料
大神山神社のオリジナル御朱印帳は、大山らしい烏天狗と紅葉のデザインです。
サイズは縦約16センチ・横約11センチの小さいサイズ。初穂料は1,300円でした。
私が奥宮に参拝した際は、奥宮には御朱印帳の取り扱いがなく、本社で頂きました。
御朱印の受付時間と初穂料
御朱印の初穂料は300円。
授与所の受付時間は9時ごろ~17時ごろです。
大神山神社本社の詳細
- 住所:鳥取県米子市尾高1025
- 最寄駅:JR米子駅から「大山寺行き」バスに乗車し「尾高バス停」下車、徒歩12~15分
- 駐車場:あり
- 参拝可能時間:自由
- 社務所受付時間:9時ごろ~17時ごろ
- 参拝所要時間:15分~30分
- オリジナル御朱印帳:あり
- 御朱印:あり
※このページの内容は参拝時、および投稿時に調べたものです。現在は社務所の受付時間や初穂料が変更になっている可能性があります。