由良比女神社(ゆらひめじんじゃ)に参拝して、御朱印をいただきました。
由良比女神社は島根県の離島、隠岐諸島の西ノ島に鎮座する神社です。
このページでは、御朱印のいただける場所のほか、東京・大阪・松江からのアクセスを紹介します。
御祭神と御神徳
- 御祭神:由良比女命(ゆらひめのみこと)
- ご神徳(ご利益):海上安全・大漁満足など
由良比女命が祀られている神社は由良比女神社1社のみで、神名帳によると元名は和多須神となっています。
本殿と境内の様子
上の画像は、一ノ鳥居になります。
ほんわかした表情の狛犬と手水舎。
手水舎は常に水は出ていませんが、蛇口をひねると水が出てきて、手と口を清めることができます。
華美な装飾はありませんが、木彫りが見事な立派な神門。
神門を咲きには二ノ鳥居と石灯籠が。
石灯籠には魚(鯛?)の細工が4面に施され、海や漁業との関係が深い神様であることが分かります。
こちらは本殿と拝殿。
上を見ると、立派な龍神の木彫りが目に入ってきました。
本殿に向かって左側の龍神は、ギュッと口を閉じています。
本殿に向かって右側の龍神は、口が開いています。
最初は昇り龍と降り龍かなと思いましたが、阿吽の龍神かもしれません。
境内の摂社と末社
本殿に向かって右側には小さなお社が。
左側は、「出雲大社・天照皇大神宮・豊受大神宮」の3社が祀られたお社。真ん中のお社は「恵比寿宮」、右側が「龍神社」でした。
もちろん、こちらの神様にも参拝させていただきました。
イカ寄せの浜
由良比女神社の前は「イカ寄せの浜」と呼ばれています。
以前はイカが波打ち際まで押し寄せ、手でイカを拾っていたことから、鳥居の周りにはイカを拾う人のパネルが設置してあります。
駐車場横にはイカのオブジェも。
駐車場にはイカ寄せの浜(由良の浜)についての説明も。
西ノ島のマンホールもイカのデザインで、島のキャラクターも同じデザインのイカみたいです。
ニコッと笑っているイカに癒やされました。
東京・大阪・松江からのアクセス
由良比女神社へのアクセスは、境港か七類港から隠岐汽船のフェリーに乗るのがオススメです。
隠岐の島の隠岐空港を利用することもできますが、隠岐空港から西ノ島へ行くフェリーの接続が非常に悪いためオススメできません。
東京からのアクセス
- 羽田空港から米子空港へ
- 米子空港から隠岐汽船連絡バスで境港か七類港へ
※フェリーと高速船は境港発と七類発の便があります
※境港にはJR境線(鬼太郎列車)で行くこともできます - 隠岐汽船のフェリーか高速船で別府港(西ノ島)で下船
- 別府港からバスに乗車して「由良比女神社」で下車すぐ
大阪からのアクセス
- 大阪駅から高速バスか電車乗り継ぎ、米子駅か松江駅へ
- 米子駅か松江駅から隠岐汽船連絡バスで境港か七類港へ
※フェリーと高速船は境港発と七類発の便があります
※境港にはJRで行くこともできます - 隠岐汽船のフェリーか高速船で別府港(西ノ島)で下船
- 別府港からバスに乗車して「由良比女神社」で下車すぐ
松江からのアクセス
- 松江駅から隠岐汽船連絡バスで境港か七類港へ
※フェリーと高速船は境港発と七類発の便があります
※境港にはJRを乗り継いで行くこともできます - 隠岐汽船のフェリーか高速船で別府港(西ノ島)で下船
- 別府港からバスに乗車して「由良比女神社」で下車すぐ
御朱印の受付時間
由良比女神社の境内に社務所はありますが、現在は無人になっているため営業時間はありません。
由良比女神社の御朱印
由良比女神社の御朱印には、イカ寄せの浜にちなんだイカのスタンプが。
イカが押してある御朱印って珍しい気がします。
由良比女神社と焼火神社の御朱印は、別府港の観光案内所で頒布。
なお、観光案内所の営業時間は8時30分から17時30分までになっています。
荷物が邪魔なときは、観光案内所に荷物を預けてから参拝することもできます。
由良比女神社の詳細
- 御祭神:由良比女命
- 住所:島根県隠岐郡西ノ島町浦郷
- 駐車場:あり
- 参拝可能時間:自由
- 社務所:無人
- 御朱印:観光案内所で受付
※このページの内容は編集時のものです。参拝の際は神社の公式サイトなどで詳細をご確認ください。