手力雄神社に参拝をして、織田信長公と龍神をデザインしたオリジナル御朱印帳と御朱印をいただきました。
岐阜県各務原市に鎮座する手力雄神社は、織田信長ゆかりの神社としても有名です。
このページでは、名古屋駅と岐阜駅からの電車のアクセスと、火祭りで有名な岐阜市の手力雄神社について紹介します。
ご祭神とご利益
手力雄神社の主祭神は、手力雄神(てじからおおかみ)。ご神徳(ご利益)は、勝運・開運です。
織田信長が戦勝祈願をしたことから、古くから勝運の神として崇敬されていたことが分かります。
相殿神は、高御産霊神・神産霊神・美和都神・宇津井剣火御子三所神・伊波乃西神・長山神・村国神・村国真墨田神の8柱です。
龍神社と稲荷社
境内には、高徳福龍神と福徳龍神の小さなお社が。
向かって左側が高徳福龍神社で、右側が福徳龍神社のようです。
こちらは、稲荷神社に奉納された鳥居。
稲荷社は、拝殿右奥に祀られています。
織田信長が必勝祈願した桜
織田信長が戦勝祈願をしたあと弓術の奉納をした際に、桜に弓と的をかけたと言われています。
弓と的をかけたことにちなみ、「弓掛桜」「的場桜」と呼ばれ、各務原市の史跡として登録。
こちらは「弓掛桜」で、現在の2本の桜は三代目と伝えられています。
桜の近くには、「顕彰碑」の文字と信長公の顔が刻まれた石碑が。
読んでみると、織田信長と手力雄神社にまつわる言い伝えが刻まれていました。
御守りの種類
手力雄神社では、さまざまな御守りを授かることができます。
授与所の中央に並んでいた御守は、黄色い龍をデザインした「金運守」と白龍をデザインした「勝運守」で、それぞれの初穂料は1,000円です。
そのほか、さまざまなご神徳をいただける御守が並んでいました。
- 黄龍デザインの金運守
- 白龍デザインの勝運守
- 銀の昇龍と金の降龍デザインのカード守
- 織田信長デザインのカード守
- 織田信長デザインの就職成就カード守
- 夢叶う守
- 交通安全守護札
- 開運龍神守
- 手力守
- 身体健全守
- 安産子宝守
- 学業御守
- 合格御守
- 開運厄除御守
御守の横には、社殿の双竜がデザインされた絵馬と、騎乗する信長公デザインの絵馬並んでいました。
願いを込めて奉納すれば、強い力を持つとされる手力雄神によって、願いが叶うかもしれません。
織田信長と龍神デザインの御朱印帳
手力雄神社のオリジナル御朱印帳は、木製の表紙に2柱の龍神と織田信長がデザインされています。
御朱印帳の初穂料(価格)は2,500円で、一般的な神社の御朱印帳サイズ。大きさを測ってみたら、縦16.5センチ×横11センチでした。
メルカリで高値で転売している方がいるようですが、公式サイトでは転売したり、購入したりしないように呼びかけています。
「御朱印帳は、参拝の証であり、それらを粗末に扱うことは神様への不敬行為にあたります。」
この文章をどんな気持ちで書かれたかと思うと、心が苦しくなりました。
御朱印は、手力雄神社と龍神社の2種類をいただくことができます。
手力雄神社の御朱印は、オリジナル御朱印帳に浄書してあったので、龍神社の御朱印も一緒に書いていただきました。
お気に入りの御朱印帳が増えたので、しっかりと参拝をしながら使い切っていこうと思います。
名古屋駅と岐阜駅からのアクセス
名古屋駅と岐阜駅から、電車やバスを利用して手力雄神社へ行くには、何種類か行き方があります。
- 岐阜駅からバスに乗る
- JR名古屋駅から岐阜駅まで移動してバスに乗る
- 名鉄岐阜駅から各務原線に乗って新加納駅で降りる
- 名鉄名古屋駅から名鉄岐阜駅で各務原線に乗りかえて新加納駅で降りる
バスを利用するときは要注意
路線バスのアクセスは、JR岐阜駅か名鉄岐阜駅から「岐阜各務原線」に乗車。
「手力雄神社前」でバス停すると、神社までは1分かからないので、楽に移動できます。
神社の目の前にバス停があるというメリットがありますが、ここで大きな問題が。
問題なのは、バスは1日3便のみの運行(1時間に3便じゃなくて、1日に3便です)となっている点。
もう一つ問題なのは、平日のみの運行で、土日祝日は運休となる点です。
- 岐阜駅発→手力雄神社前着
10:54→11:18
13:54→14:18
16:54→17:20 - 手力雄神社前発-岐阜駅着
10:17→10:40
13:17→13:38
16:17→16:39
※月~金の平日のみ運行(2019年10月現在の時刻表)
JR岐阜駅から始発(10時54分発)に乗ると、手力雄神社前に到着するのは11時18分。帰りのバスは約2時間後の、13時17分になってしまいます。
また、神社の周辺にはレストランやコンビニがないので、ランチを食べながら時間を潰すのも難しそう。
バスは便利ですが、行きか帰りのどちらかを電車を利用するほうが良さそうです。
電車で行く方法
手力雄神社の最寄り駅は、名鉄各務原線の新加納駅になります。
私は、新加納駅から上のマップの赤い点線のルートで神社まで歩きました。
新加納駅から神社までの距離は約1.1キロくらいで、上の画像のような畑の中の道を歩いて行きます。
行きは道を確認しながら歩いたため20分くらいかかりましたが、帰りは17分くらいで帰れました。
駅から歩くと距離はありますが、バスが1日3便しか運行していないことと、土日祝日はバスは運休になることを考えると、電車を利用するのが便利だと思います。
各務原市と岐阜市の手力雄神社
岐阜市と各務原市に鎮座する手力雄神社。
初めての参拝だったので、手力雄神社が2社あることを知らず、グーグルマップに案内されるがまま、名鉄各務原線の「手力駅」で下車。
事前に調べておいた最寄り駅の「新加納駅」と名前が違っていることに気が付いたのは、改札を出たあとでした。
グーグルマップや乗換案内などで「手力雄神社」と入力すると、岐阜市の手力雄神社に案内される可能性が高いので、注意してくださいね。
間違えて降りたのも何かのご縁と思い、岐阜市の手力雄神社にも参拝しようと思ったのですが、スケジュールが詰まっていたので、電車に乗り直して新加納駅まで移動。
次は、岐阜市の手力雄神社にも参拝したいと思います。
ちなみに、各務原市の手力雄神社の住所は「岐阜県各務原市那加手力町4」。岐阜市の手力雄神社の住所は「岐阜市蔵前6-8-22」です。
手力雄神社の火祭り
火祭りが斎行されるのは、岐阜市の手力雄神社になります(上のマップの青い●です)。
手力雄神社の火祭りは、毎年4月の第2土曜日に斎行されます。
火祭りの起源は分かっていませんが、300年以上の歴史を持つ祭りで、岐阜県重要無形民俗文化財にも指定。
毎年8月の第2日曜日には、「手力の火祭り(本祭)」が長良川河畔で再演され、夏の風物詩にもなっています。
8月に再現される火祭りでは、本祭にはない「地割れ花火」の演出も。
「地割れ花火」とは、打上げ花火を地上で爆発させるもので、半球状に広がる花火は迫力満点です。
まとめ
織田信長ゆかりの社で、境内には龍神社も祀られている手力雄神社。
素晴らしいデザインの御朱印帳があると聞いて、名古屋へ旅行したときに参拝させていただきました。
今回は時間がなかったので、岐阜市の手力雄神社には参拝できませんでしたが、次回は岐阜市と各務原市の2社に参拝したいと思います。