レンタカーで和歌山・奈良の神社を巡る3泊4日の神社旅をしました。
電車と路線バスで行くのは難しい、玉置神社・丹生川上神社三社・熊野三山をメインに巡拝し、御朱印帳や御朱印を拝受。
このページでは、神社を巡ったルートや走行距離、宿泊したホテルとタイムスケジュール(前半)を紹介します。
4月4日のルート
(走行距離:約221km)
- 8:50~10:50
京都駅近くのレンタカー屋から和歌山へ
(走行距離:約118キロ) - 10:50~11:20
日前神宮・國懸神宮 - 11:20~11:40
日前神宮から伊太祁曽神社へ
(走行距離:約7.5キロ) - 11:50~12:20
伊太祁曽神社 - 12:20~13:45
伊太祁曽神社から大歳神社へ
途中のコンビニでお昼ごはん
(走行距離:約49.1キロ) - 13:45~16:00
大歳神社 - 16:00~16:15
大歳神社から切目神社へ
(走行距離:約10.9キロ) - 16:15~16:35
切目神社 - 16:35~17:25
切目神社から白浜へ
(走行距離:約35.2キロ) - 17:25~
ベイリリィ国民宿舎しらゆり荘に宿泊
京都駅から徒歩約5分の店舗でレンタカーを借り、まずは紀伊国一宮の「日前神宮・國懸神宮」を目指しました。
日前神宮・國懸神宮
日前神宮・國懸神宮は落ち着いた雰囲気の神社で、静寂な中に張り詰めた空気を感じます。
参拝後に御朱印を拝受し、約7キロ離れた伊太祁曽神社へ。
伊太祁曽神社
参拝した4月4日は「木祭り」で、お神楽を後方から見ることができました。
木の神様を祀っているため、境内にはチェーンソーカービングの彫刻がたくさん奉納されています。
中でも蛭児神社前に飾られた龍神が大きくてカッコよくて印象に残りました。
大歳神社
和歌山市から印南町の大歳神社へ。
小さな神社ですが、とあるご縁でずっと参拝したかったので、3月のうちに正式参拝の予約を入れておきました。
宮司さんとお話ししながら御朱印も書いて頂き充実した時間になりました(すごく楽しくて長居してしまい申し訳ありません)。
切目神社
大歳神社の宮司さんが兼務する切目神社へ。
切目神社は熊野九十九王子のなかでも地位の高い五体王子のひとつで、私が住む島の神社ともゆかりがある古社です。
参拝後、ご本殿前に並んでいた書き置きの御朱印を頂いて神社を後にしました。
ベイリリィ国民宿舎しらゆり荘
ベイリリィ国民宿舎しらゆり荘にチェックイン後、源泉かけ流しの大浴場でまったり。
アレルギーが悪化して肌のガサガサで痒かったので、温泉の口コミがとても良いベイリリィ国民宿舎しらゆり荘を予約しました。
部屋はとても古いですが、とにかく温泉が最高!
一人宿泊専用の2食付きビジネスプランで、リーズナブルに泊まれたのもラッキーでした。
4月5日のルート
(走行距離:約206km)
- 8:40~09:55
ベイリリィ国民宿舎しらゆり荘から熊野本宮大社へ
(走行距離:約59.5キロ) - 09:55~10:45
熊野本宮大社 - 10:45~11:50
熊野本宮大社から熊野那智大社へ
(走行距離:約54.4キロ) - 11:50~13:20
熊野那智大・飛瀧神社 - 13:20~14:15
熊野那智大社から熊野速玉大社へ
途中のコンビニでお昼ごはん
(走行距離:約22.4キロ) - 14:15~14:30
熊野速玉大社 - 14:30~14:35
熊野速大社社から神倉神社へ
(走行距離:約1.9キロ) - 14:35~15:35
神倉神社 - 15:35~16:15
神倉神社から花の窟神社へ
(走行距離:約21.9キロ) - 16:15~16:35
花の窟神社 - 16:35~17:30
花の窟神社から川湯温泉へ
(走行距離:約45.6キロ) - 17:30~
山水館 川湯みどりや に宿泊
朝食を食べてから宿を出発。
花の窟神社の社務所が閉まる16時前に着くために7時過ぎには宿を出たいところ。
ところが、朝食の提供時間が7時30分からだったのと、前日は久々の長距離運転で疲れたのが重なり、結局8時40分に出発することになりました。
まずは熊野三山を巡ります。
熊野本宮大社
熊野本宮大社には10時前に到着。境内には数人の参拝者がいるだけで、ゆったりと参拝することができました。
御朱印を頂き、大斎原(おおゆのはら)・産田社へ。
大斎原の周辺を少し散歩して、熊野本宮大社を後にしました。
熊野那智大社
熊野本宮大社から熊野那智大社へ移動。
走行距離は約54.4キロ。熊野三山と言っても、それぞれが微妙に離れた場所に鎮座しているので、電車とバスだと1日で効率よく巡拝するのは難しいです。
熊野三山の中では熊野那智大社が一番好きな神社です。
無料の那智山観光センター駐車場は熊野三山バスツアーでバスが利用する大きな駐車場ですが、ここに停めると467段の石段を登らなければなりません。
この後、恐ろしく急な神倉神社の階段も登る予定だったので、800円支払って熊野那智大社駐車場を利用。
領収証に宝物殿の無料券がついたので、熊野三山バスツアーで参拝した際には拝観できなかった宝物館へ。
受付の方に色々と教えて頂き、那智山の歴史に触れることができました。
参拝して御朱印を頂いたあとは、青岸渡寺と三重塔へ。
ここから飛瀧神社まで歩こうと思いましたが、片道15~17分かかる上に急な階段が続きます。
歩いて飛瀧神社まで行くと、階段を登らないために800円の有料駐車場を利用した意味がありません。
三重の塔から駐車場へ引き返し、飛瀧神社まで車を走らせました。
飛瀧神社
飛瀧神社参道前にあるお土産屋さんの駐車場(500円)に車を停めて飛瀧神社へ。
飛瀧神社は那智の滝がご神体の神社で、300円の拝観料を支払うと間近で那智の滝を拝することができて、小さなお守りも頂けます。
滝の音を聞きながら少し休憩し、疲れた身体も心も癒やされました。
飛瀧神社の次は熊野速玉大社へ。走行距離は約22.4キロです。
13時半ごろ、新宮周辺のコンビニでサンドイッチとおにぎりを買ってお昼ごはんにしました。
ちなみに、熊野三山の正式な参拝順序は、「熊野本宮大社→熊野速玉大社→熊野那智大社」です。
今回はルート優先で考えたため、順番が入れ替わってしまいました。
次は参拝順序通りに巡りたいと思います。
熊野速玉大社
話を戻して、熊野速玉大社は熊野三山の中で唯一、階段を登らずに参拝できる神社です。
参拝して御朱印を頂き、熊野三山バスツアーでは立ち寄ることのない神倉神社へ移動。
神倉神社
鳥居手前の駐車場に入れて階段へ進むと、噂以上に急な階段がずっと上まで続いています。
あまりのキツさに何回も足が動かなくなり、休憩しながらランダムに石を積んだ階段を登ること25分。
ようやくご神体のゴトビキ岩と拝殿に到着。
熊野三山より古くから信仰されている御神体のゴトビキ岩。
階段は恐ろしく急で運動不足の身体には厳しすぎる参道ですが、参拝できて本当に良かったです。
花の窟神社
神倉神社の階段が予想以上にきつくて、約22キロ離れた花の窟神社に着いたのは16時15分ごろ。
社務所の受付時間は9時から16時なので、頂きたいと思っていた御朱印帳と御朱印は頂けませんでしたが、境内には自由に入れるので参拝することができました。
日本最古の神社といわれる花の窟神社は、社殿や拝殿がなく高さ約70メートルの岩が御神体です。
古の信仰を今に伝える聖地に参拝することができて、満ち足りた気持ちになりました。
川湯温泉 山水館みどりや
花の窟神社から本日のお宿「川湯温泉 山水館 川湯みどりや」へ。
河原を掘ると温泉が湧き出る川湯温泉は、熊野三山巡りの拠点としても便利な場所です。
アサインされた客室は、大塔川に面した和室。
窓からは大塔川や、河原の混浴露天風呂を見ることができます(河原の露天風呂は温泉浴衣の着用が必要です)。
前菜と和牛鍋がついたハーフビュッフェの夕食と天然温泉に入れる大浴場で、癒やしの時間を過ごすことができました。
バスツアーで熊野三山巡りをした感想やルートをまとめています。
バスツアーの記事は上のリンクをタップしてご覧ください。
長くなったので、切目王子や吉野神宮などを巡るルートは次のページに続きます。
>>熊野三山と玉置神社、丹生川上神社3社巡りのルート(2)所要時間や御朱印などの情報まとめ