群馬県甘楽郡下仁田町に鎮座する荒船神社(里宮)に参拝して、その筋では有名な狛犬に会ってきました。
このページでは、御祭神と御神徳、狛犬の画像、駐車場と電車とバスのアクセス、御朱印の有無を調べた結果も紹介します。
御祭神と御神徳(ご利益)
御祭神
- 経津主神
御神徳
- 武芸上達
- スポーツ上達
- 開運招福
- 諸災厄除け
- 地震除けなど
一之宮貫前神社との関係
荒船神社は、一之宮貫前神社(いちのみやぬきさきじんじゃ)の境外摂社のようです。
荒船神社が一之宮貫前神社の摂社とする理由は、御祭神の経津主神が最初に降り立ったの場所が荒船山とされるため。
下仁田町の荒船神社は、荒船山の北東麓にある相沢登山口に里宮として祀られていることから、一之宮貫前神社の境外摂社としているようです。
一之宮貫前神社の公式サイトには境外摂社の説明がないため、当サイトでは境外摂社と断言しないことにしました。
境内の見どころ
「荒船神社」と刻まれた社号標と赤鳥居。
駐車場横には、四柱大神と大日如来の新しいお社が。
『令和4年に山中から現在地に奉斎鎮座された』と解脱会の案内板がありました。
解脱会がよく分からないのでスルー。
赤鳥居と杉の木の後ろに正面を向いた狛犬が。
鳥居の後ろには、御神木の夫婦杉もあるのですが、狛犬に気を取られて写真を撮るのを忘れました。
コンクリート造の拝殿。奥の社殿もコンクリート造です。
旧社殿は台風によって倒壊したため、現在の社殿は昭和41年に現在の形に復興したものです。
ユニークな狛犬
阿形の狛犬。
奉納された年は分かりませんが、隣の灯篭には「享保14年(1729年)6月」 があるので、同年代の狛犬かもしれません。
横から見た阿形さん。
イヌがお座りしているようなポーズです。
吽形の狛犬。
夫いわく「カエル?」とのこと。
カエルというより宇宙人系?
吽形さんもお座りポーズをして、優しく微笑んでいるように見えます。
後ろ姿。
くるんとカールした髪と葉っぱのような尻尾がとても可愛い狛犬でした。
駐車場の場所
鳥居の横に駐車スペースがあり、4~5台駐めることができます。
電車とバスのアクセス
荒船神社のアクセスは、上信電鉄株式会社の下仁田駅から『しもにたバス』の『市野萱行き』に乗車。
上三ツ瀬バス停で下車し、徒歩約2分(約170メートル)です。
路線バスで行くことができますが、平日で1日6便、土日祝日は1日4便しか運行されていません。
また、朝と夕方はスクールバスで児童優先となるため車で参拝することをお勧めします。
下仁田駅発 市野萱行きバスの時刻表(2022年6月現在)
- 平日
8:23
10:34
12:06
15:08
16:30
18:16 - 土日祝日
8:48
11:38
14:39
16:14
※赤字はスクールバス
上三ツ瀬バス停発 下仁田駅行きバスの時刻表(2022年6月現在)
- 平日
6:35
7:28
9:02
11:11
12:51
15:45
17:09 - 土日祝日
7:29
9:28
12:22
15:18
※赤字はスクールバス
御朱印を頂ける場所
荒船神社の御朱印は頂ける場所はありません。
私が参拝しているとき近所の方がいらしたので、御守や御朱印を頂けるかを聞いてみました。
近所の方によると御朱印を頂ける場所はないとのことです。
荒船山神社の御朱印
荒船山頂にある「奥宮」に対する里宮は、長野県佐久町の「荒船山神社」があります。
佐久町の荒船山神社には書き置きの御朱印が用意されています。
荒船神社の詳細
- 住所:群馬県甘楽郡下仁田町大字南野牧8786
- アクセス:下仁田駅からバス『市野萱行き』に乗車、『上三ツ瀬バス停』から徒歩約2分
- 駐車場:あり
- 参拝可能時間:自由
- 参拝所要時間:5~15分
- 社務所の受付時間:社務所はない
- オリジナル御朱印帳:なし
- 御朱印:なし
※このページの内容は参拝時のものです。